睡眠不足にストレス、寝る前のスマホ、孤独感などこれらが脳に負担をかけ、認知症につながる脳疲労を引き起こすのだそうです。
カラダや精神的な疲労は知れ渡っていますけど、脳までは疲労するなんてあまり考えたことはありませんよね。
実は「脳疲労度」を診断テストでチェックすることができるようで、以下の12項目のうち、当てはまるものだけをチェックしてみてください。
- 食事がおいしくないと感じることがある
- 便秘がち
- 判断断力が低下したと感じる
- 考えがまとまりにくい
- 無気力になることがある
- 気持ちが沈んで暗い気分になる
- 夜中に目が覚めやすい
- 集中力が続かない
- 物忘れが多い
- 体を使わないのに疲れを感じる
- いつもイライラしている
- なにもないのに不安に感じることが多い。
実はこれ、チェックが多いほど脳疲労度が高いようで、チェックした項目が1~3の人は疲労レベルは低く、4~7の人は中ぐらい、8以上の人は脳疲労レベルが高いのだそうで、日頃から脳の健康を意識してケアしたほうがいいのだとか。
俗に脳疲労というのは、どうやら脳にゴミがたまった状態のことのようで、脳の神経細胞にアミロイドβタンパクやタウタンパクといった物質が溜まることによって、脳に炎症が起きているような状態になっているのだそうです。
そして、これが脳細胞を死滅させるらしく、記憶機能などに障害が生じるリスクが高まってくるのだそうで、早い人では40代からアミロイドβタンパクが脳に蓄積しはじめ、自覚症状はなく、放置すると最終的に認知症にまで至ってしまう可能性があるのだそうです。
いやいや、これは怖い。
まずこのようなことにならないためにはストレスを軽減させることが重要なのですが、いきなりストレスを少なくすることなんて難しいですよね。
そんなときにはまず睡眠時間を最低でも6~7.5時間とるようにするのがいいのだそうです。
また、ブレインフードと呼ばれる脳を健康に保つ働きのある植物があるようで、これらを積極的に取り入れることも大切なのだとか。
ざっくりと言うと、青魚や大豆・大豆製品、カカオ、くるみなどのナッツ類、エビ・鮭、ウコン、牛乳など・・・。
まずはできることから取り組んでいきたいものですね。