脳のすべて

脳のはたらきがこの世の中を作り出している

マイナス感情を持たないこと

勉強するときや仕事をするときなど、取り組む前から「やりたくない」「つまらない」「面白くない」などと思ってしまうことはありますよね。

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人にはA10神経群というものがあって、この神経群はいわゆる感情をつくる中枢と言われていて、このA10神経群が壊れてしまうと「気持ち」を生むことができなくなってしまうそうで、情報に対する感情がなくなり、笑顔も作れなくなります。

つまり、脳が考える仕組みにおいてA10神経群が果たす役割というのが「情報に対して気持ちや感情のレッテルを貼る」ことで、先程のように「やりたくない」「つまらない」「面白くない」などのような「嫌い」というレッテルが貼られてしまうと脳は、その情報に対して積極的に働かなくなるのだそうです。

このような状態で、勉強や仕事をしても意味はありません。

脳の理解力や思考力、記憶力を高めるためにはまず、その行為自体を「面白い」「好き」だという感情を持たなければなりません。 何事でも「好きこそモノの上手なれ」なんて言いますしね。

まぁ、言葉で言うのは簡単だけど、「嫌いなものや苦手なこと」を「好きになる」って、なかなか難しいですよね。 人間ですから、色々なことに前向きになれなんていうのもちょっと難しい。

でも、大切なことは「嫌い」だからといって避けるのではなく、まずは興味を持って挑戦してみることで、気持ちを前向きにもっていくことが重要で、そこから興味が生まれ、面白さを見出すことができ、これまでの苦手というハードルを超えることができるのです。